前書き
どうも、筆者の蜂ノコだ。
今回はパソコンの電源プランについて記事にするぞ。
知っている人は知っているだろうが、パソコンの電源プランという設定があり、そこで消費電力を控えめにしたりパフォーマンス重視にすることができるのだ。
しかし、究極のパフォーマンスという項目はデフォルトではないのだ。
そこで、今回は究極のパフォーマンスの出し方と省電力と高パフォーマンスでどれくらい電力とパフォーマンスの差が出るのかという検証込みで記事を書いていこうと思う。
電源プランの出し方
では、まず電源プランの出し方について説明しよう。
画面左下のスタートボタン(Windowsロゴマーク)を右クリック
↓
上の方に電源オプションが出てくるのでクリック
↓
電源とスリープという画面が出てくるので一番下までスクロール
↓
電源の追加設定という項目があるのでクリック。
すると電源のプランの選択またはカスタマイズという項目が出てくる。
デフォルトではバランスになっているため、好きな電源プランを選択しよう。
また、追加のプランの表示という項目をクリックすると、高パフォーマンスが出てくる。
基本的にはバランス、高パフォーマンスで問題ない。
省電力での注意
省電力にするとパフォーマンス(性能)がガクッと下がるので、ノートパソコンでバッテリーを長く持たせたい人や、電気代を1円でも安くしたいなどと言った人は省電力にすると良いだろう。
二度目だが性能がかなり落ちることとなるので、快適さを求めるのであれば最低でもバランスが良いだろう。
究極のパフォーマンスの出し方
先程、電源プランの出し方を説明したが気づいただろうか。
追加のプランの表示を展開しても究極のパフォーマンスがないのだ。
そこで、コマンドプロンプトと呼ばれるものを利用する必要がある。
コマンドプロンプトの出し方はこうだ。
画面左下のスタートボタン(Windowsロゴマーク)をクリック。
↓
下の方にスクロールして『W』のところにあるWindowsシステムツールをクリックして展開する。
↓
コマンドプロンプトがあるので右クリックを押して管理者の権限をクリック
↓
実行。
すると黒い画面の中に白い文字が入力された物が出てくるはずだ。
それがコマンドプロンプト。
そして、電源プランに究極のパフォーマンスの項目を出現させるコマンドを入力するのだが、面倒なのでコピペをしてエンターを押せば出てくるはずだ。
powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61
因みにコマンドプロンプトに貼り付ける場合は、右クリックを押すか、Ctrlキー+Vで貼り付けることができる。
また、高パフォーマンスがないという人もいるかもしれないのでその項目がない人は好みで追加。
powercfg -setactive 8c5e7fda-e8bf-4a96-9a85-a6e23a8c635c
省電力、バランス、高パフォーマンス、究極のパフォーマンスでの消費電力について
さて、ここから検証に入ろう。
今回は性能の話ではなく、消費電力の話なので注意。
使用するツールは『HWINFO』でCPUの消費電力を見てみようと思う。
CPUはCore i5 4460
【省電力】
アイドル時→最小7.7w 最大8.9w
CPU使用率100%→43.7w
【バランス】
アイドル時→最小8.5w 最大12.7w
CPU使用率100%→43.7w
【高パフォーマンス】
アイドル時→最小16.7w 最大22.3w
CPU使用率100%→43.7w
【究極のパフォーマンス】
アイドル時→最小18.8w 最大21.7w
CPU使用率100%→43.8w
結論
省電力とバランスはアイドル時は控えめな消費電力だがCPU使用率が100%になると消費電力はどれもほぼ一緒。高パフォーマンス、究極のパフォーマンスはアイドル時でも消費電力が僅かに高い。
意外にも面白い結果が出たことに驚いた。
省電力とはいえど、CPU使用率が100%となると性能はほぼフルで消費電力も最大にまで登るみたいだ。
しかし、僅かとはいえどCPU使用率が100%に行かないようであれば省電力はちゃんと機能しているようだ。
因みにだが、GPUも省電力になると思いベンチマークを試したのだが結果はどれも期待できるものじゃなかった。だって、全部ほぼ一緒なんだもん……。
なので今回は省いた。
おわりに
いかがだっただろうか。
今回は電源プランの紹介と検証を兼ねてこの記事を書いたが、検証に関しては面白いデータが取れた。
省電力はアイドル時やそこまで負荷のかからないソフトなどであれば効果は見込めるが高負荷時はほとんど変わらないことに驚いた。
余談だけど、省電力にすると性能が落ちるのは本当で、クロック数が3.38Ghzから0.8Ghzくらいにまで落ちる。
まあだから、普段からゲームとかするなら高パフォーマンス以上、動画視聴とかネットサーフィンくらいしかしないのであればバランス、または省電力がいいだろう。
今回はここまで。
最後まで読んでくれてありがとう!