【Windows10】ゲーム中に数秒前、数分前の動画を取りたい!そんなときはWindowsのキャプチャ機能を使おう! またその他設定についても解説!

どうも蜂ノコだ。

今回はゲームをしていて面白いシーン、かっこいいシーンなど魅力的なプレイをしたときに録画してない!となったことはないだろうか。

そんなときはWindows10の標準搭載されているキャプチャ機能を使用することでその悩みを解決することができる。また、ゲーム以外にでも録画することは可能だ。

設定方法や使用感などについて紹介していこうと思う。

Windows10のキャプチャ機能について

Windows10のキャプチャの開き方だが、WindowsキーとGキーを同時に押すことで出てくるのだが、設定でオンになっていないとそもそも出てこない。

そこで、キャプチャの設定に行く方法を紹介する。

スタート(Windowsキー)

設定()

ゲーム

Xbox Game Barにある下記の画像の部分をオン。

Xbox Game Bar 一番上の項目をオン

※追記(2022/01/16)

更にサイドにあるキャプチャという項目からバックグラウンド録画の「ゲームプレイ中にバックグラウンドで記録する」をオンにする。

これでWinキーとGキーを同時押しした際にゲームバーが出てくるようになる。

もし画面のどこかにキャプチャと書かれたウィンドウがなければ、上記の画像で青い下線が引かれている部分をクリックすると表示されるようになり、

ゲーム起動時に限り、左から2番めの項目をクリックすることによって直前の動画を取ることができる。

設定によって秒数を伸ばすことも可能で最大で10分となっている。

私の場合もそうだったがこれだけでゲームバーと呼ばれる物が出てこないことがある。そういうときはスタート(Windowsキー)をクリックして、Microsoft Storeを開き「Xbox Game Bar」と検索してインストールすることで表示させることができるようになる。

また、NVIDIA製のグラボ(GTX,RTX)を使用しているのであれば『Shadow Play』を

AMD製のグラボ(RADEON)を使用しているのであれば『AMD Radeon software』でクリップ保存をすることをおすすめする。

また、記録する時間は15秒30秒1分3分5分10分となっているので好みに合わせて長さを調整するとよいだろう。

ゲーム中に外部アプリで、フレンドと会話している声を入れるか入れないかを設定することも可能だ。

キャプチャの項目をクリックし下にスクロールすると、録音されたオーディオの部分の下にゲームオーディオのみの録音に、デフォルトでチェックが付いている。

そのままだとVCなどの音声を入れない、チェックを外すと声も入る状態になる。

あとはゲーム中などにショートカットキーとして、Win+Alt+Gで手軽にクリップを残すことができる。

因みに、動画の場所はエクスプローラーにあるビデオの部分に保存される。

※注意点

古いPCや、対応していないゲームだと録画を行うことができない場合がある。

筆者はなぜか自分の音声が入らなくなった上にゲーム外をクリックすると録画が切れることがある。

まとめ

最長10分前の動画を残すのなら

スタート→Microsoft Storeを開きXbox Game Barを検索、インストール。

そのままでは最長10分前のクリップを残せないので

スタート(Winキー)→設定(歯車マーク)→ゲーム→キャプチャの項目をクリック→バックグラウンド録画のゲームのプレイ中にバックグラウンドで記録するをオンにする。

また、ゲーム音声のみを録画したいのであれば下にスクロールしゲームオーディオのみを録音のチェックを外すことでDiscordなどのVCが入らなくなる。

ショートカットキーWin+Alt+Gで設定した時間前の録画ができる。

以上である。

個人的に使ってみた感じ、ボイス無しでクリップを撮るのならアリ。VCありだと音質が悪くなるのでNVIDIAのShadowPlayがおすすめかな。



その他設定について

ここから先は設定の詳細について書いていこうと思う。筆者が直接動かして判断しているので間違っている可能性あるので参考程度に。

ゲームバー

基本的に上記で書いたこととショートカットキーの設定を行う場所。

キャプチャ(クリップなど)

バックグラウンド録画

ゲームのプレイ中にバックグラウンドで記録する。

オンにすると最短15秒、最長10分前の動画を保存することができるようになる。

PCが電源に接続されていないときでも記録する。

ノートパソコンの場合、充電していないときでも録画を記録するよっていうこと。デスクトップパソコンの場合はあまり関係ない。

画面のワイヤレスプロジェクションの実行中に記録する。

Windowsにはスマホやタブレット端末の画面を写したり、ワイヤレスで他のPCの画面を写したりすることができるみたいなのだが、その時の画面を録画しますかということ。

最短30分、最長4時間である。

録音されたオーディオ

ゲームを記録する時にオーディオを録音する

オンにするとゲーム音声、自分の音声が入る。オフだと画面のみの録画となり音が出ない状態となる。

録音する時にマイクを既定でオンにする(上記をオンにした場合)

Windowsで既定に設定されているマイクをオンにし、録音すること。

音質

デフォルトでは128kbpsで、96kbps~192kbpsまでの音質を選択することができる。数字が高ければ音質が良くなる。はずなのだが、筆者は『HyperX quadcast』というコンデンサーマイクを使用しているのに上げても音質が思ったよりも悪かった。

マイクのボリューム、システムの音量

右に行けば音量が大きくなり、左にスライドすると小さくなる。マイクのボリュームは自分の声、システムの音量はパソコンの音量。

ゲームのオーディオのみの録音

チェックをつけていると、DiscordなどフレンドとVCをしているときなどで自分の声と他人の声、その他BGMなどが入らなくなり本当にゲーム音声のみで録画することができる。

チェックを外すことでVCなどの音声も入れて録画することが可能である。

録画されたビデオ

ビデオフレームレート

録画時のフレームレートを30fpsで撮影するか60fpsで撮影するかを決める。

60fpsのほうがヌルヌルに撮影することができるがその分負荷が大きくなる

ビデオ品質

標準と高があり、高の方が画質が良いのは当然のことだが、.H264を使用してMP4で録画する。

記録でマウスカーソルをキャプチャする。

録画したときにマウスカーソルを表示されるようにする。

ブロードキャスト(配信など)

オーディオのブロードキャスト

ブロードキャストするときにオーディオを録音する。

配信する際に音声を載せるかどうか。配信するのであれば普通はオン。

音質

96kbps~192kbpsまであり、配信の音質を設定することが可能。

ブロードキャストするときにマイクをオンにする。

配信を行う際にマイク音声を入れるかどうか。

自動エコーキャンセレーションを使用する。

配信者が喋ったときに声の反響などが入らないようにし、クリアに聞こえるようにする機能。

マイクのボリューム、システムの音量

右に行けば音量が大きくなり、左に行けば音量が小さい。マイクのボリュームは配信時に音声が大きければ左にスライド、小さければ右にスライドするとよいだろう。

システムの音量はパソコンの音量。

ゲームオーディオのみのブロードキャスト

ゲーム音声だけを垂れ流しにする配信とかならオン

カメラ

ブロードキャストするときにカメラを使う

ウェブカメラを使って自分の顔とかを映し出すかどうか。

ゲームモード

ゲームの処理優先度を高めに設定することができる。

クリップや録画、配信などをしないのであればオンにしてもよいがそこそこ性能あるPCだとあまり恩恵は感じられない。また、配信やDiscordの処理が不安定になるため基本的にオフで良い。

また、関連設定にあるグラフィックの設定はクラシックアプリでゲームアプリを指定し省電力、システムの既定、高パフォーマンスを選択することができる。

ゲームバーの設定

ゲームバーとはWinキー+Gキー同時押しすることで画面上部に表示されるものである。

f:id:Hachinoco:20200915190519p:plain

これが実際に表示されるゲームバーである。左から順を追って説明したいと思う。

ウィジェットメニュー

ゲームバーに音声やキャプチャなどを表示させ、開けるようにする機能。デフォルト状態で上記の通りで、音声とキャプチャ以外は不要であとはお好みで追加したり削除したりすることができる。

音声

音量ミキサーと同じで例えばゲーム音声が100%だった場合、左にスライドさせるとスピーカーの音量が小さくなる。

音量ミキサーで調節できているのであれば別段設定をいじる必要はない

キャプチャ

クリックすると左からスクリーンショット、直前の○分前を録画、録画を開始、録画中のマイクのオンオフが出てくる。

スクリーンショットは画面を画像として残す。

直前の○分前から録画はゲームのウィンドウをクリックしてからじゃないと撮影を開始できないので注意。

また別のウィンドウまたはデスクトップ画面をクリックすると録画が切れることがある。録画を開始を押すと画面に写っているものすべてを録画する。

録画中のマイクのオンオフは、例えば録画中に自分の音声を入れたくない場合はミュートにするとよいだろう。

設定

基本的にはキャプチャ中の項目しか使わない。

バックグラウンド録画のオンオフや録音通知のオンオフはここで設定をすることができる他、

録音するオーディオはゲーム音声と自分の声のみを入れたい場合は上。

ゲーム音声や自分の音声、他人の音声や音楽などの音も入れて録画したいのであれば中間。

ゲーム音声も何も入れたくないという場合は下を選択するとよいだろう。



おわりに

いかがだっただろうか。

Windows10のキャプチャ機能について紹介したが、個人的にはマイク音声なしでクリップを撮る分には良いと思う。

ただ筆者が使用してみた感じ、マイクの音質設定を高くしても音質は悪かったのであまりおすすめはしない。

もしNVIDIAのGPUを使用しているユーザーであれば、ShadowPlayがおすすめだ。

こちらは最長30分前の録画が可能で、Windows10のキャプチャよりマイク音声の劣化が少ない。

どちらも軽量のキャプチャなので好きな方を選ぶとよいだろう。

NVIDIA ShadowPlayであればデスクトップ画面の撮影も可能としているためおすすめだ。

蜂ノコ

このブログの筆者。
主にPC関係や設定の解説、周辺機器などのレビューをしている。
良し悪しははっきりと答え、読者に役立つ情報を提供することをモットーにしている。

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