どうも、蜂ノコだ。
今回はRadeonのGPUを搭載したPC向けにクリップの保存方法について解説していく。
尚、Windowsには元々クリップ保存はあるのだが個人的にはこちらがおすすめだ。
その理由と使い勝手について詳しく解説していこう。
Radeon software Adrenaline Editonをダウンロード
まず、RadeonのGPUが搭載されており、かつクリップも保存したいのならRadeon software Adrenaline Editonをダウンロードしよう。
公式サイトのこちらからダウンロードが可能だ。
https://www.amd.com/ja/support
ダウンロードサイトに飛んだら、自分が使っているGPUを選択してダウンロードをする。
もしわからない場合は自動検出&インストールのところにある「今すぐダウンロード」をクリックするとダウンロードが始まり実行することで、自動的に検出してドライバをセットアップしてくれる。
インストールをするときにインストールタイプFull Installにしないとクリップ保存ができないので注意だ。まあ何もいじらないでそのまま進んで良い
インストール後の手順
ドライバをインストールしたら、デスクトップ画面を右クリックしてRadeon software Adrenaline Editonをクリックしよう。
すると次の画面が出てくるはずだ。
人によっては違うかもしれないが、ホーム画面からの手順で解説する。
尚、パフォーマンスに関することやモニター関する設定については今回は割愛する。
まず、画面右上にある歯車をクリックしよう。
するとカテゴリーが細かく出てくるようになる。
録画およびストリームの項目をクリック。
この時、録画およびストリームが2つあるが下の方をクリックしよう。(上の方でもできるが細く設定ができないため)
するとこのように設定画面が出てくる。
ゲームのクリップを保存したい場合は右下の「メディア」の項目から、インスタントリプレイの項目を有効にするとゲームを起動したときだけクリップを保存してくれるようになる。
ただ、たまにインスタントリプレイが反応しないときもあるのでお好みだがデスクトップの録画も有効にしておくと良いかもしれない。
次にこの部分は設定したほうが良い部分を紹介する。
詳細な設定
まず設定したほうが良い項目について触れていく。
- 録画のプロファイル
- 録画解像度
- 録画FPS
- ビデオ/オーディオのビットレート
- 録音マイク
- メディアの保存場所
- インスタントリプレイと録画時間
- オーディオキャプチャデバイス
録画のプロファイル
低・中・高・カスタムがあるが、解像度など設定をいじったりすると自動的にカスタムになるためあまり気にしなくても良いかもしれないが一応カスタムにしておくと良い。
録画解像度
録画解像度は360p~2160pとゲーム内まである。
一般的にはフルHDが主流なので1080pにするのが無難。
尚、筆者のようにWQHD(2560x 1440p)以上の解像度で使用している場合は1080pに設定するか、ゲーム内の解像度で良いのであれば「ゲーム内」を選択すると良い。
解像度を大きくすればするほど容量が大きくなるので1080pがおすすめ。
画質を落としたくない場合はゲーム内にするのが良い。
録画FPS
30fps,60fpsの二択しかないのでお好みで。
60fpsにすると容量が増えるが再生時にはヌルヌル動いてくれる。
スペックが高いのなら60fpsで良いと思う。
ビデオ/オーディオのビットレート
ビデオとオーディオのビットレートについてはどちらも数値が高ければ高いほど画質、音質が良くなる(無圧縮に近くなる)が、容量が大きくなる。
逆に数値が低ければ低いほど、画質と音質が低下するが容量は小さくなる。
個人的におすすめな設定は
ビデオのビットレート : 15~20
オーディオのビットレート : 128~192
である。
恐らくこのあたりが容量的にも画質音質的にも丁度よいライン。
録音マイク
有効にすれば使っているマイク音声をクリップに入れることができる。
無効にすれば使っているマイク音声がクリップには入らない。
PCで通話アプリを使用してゲームをするのであれば、マイク音声を入れておくと会話的にも自然。
まあお好みなのでどちらでも。
メディアの保存場所
これは変更することを推奨する。
保存用にHDDを積んでいるのであればそちらに入れるのが望ましい。
ゲームを入れているHDD、SSDやOSを入れているHDD、SSDだと動作が不安定になりやすいためだ。
ただOS側の容量が1TBや2TBのSSDだったりするのなら入れても良いと思うが、場所がわからなくなる場合があるのでファイルを作っておくと便利。
インスタントリプレイ/録画時間
インスタントリプレイはゲームプレイ中のビデオを撮るためのものなのでゲームをしているのであれば有効。
また録画時間は任意に変更することが可能で15秒前~1200秒(20分)まで保存が可能だ。
大体の目安をここに置いておく。
60秒=1分
180秒=3分
300秒=5分
600秒=10分
900秒=15分
またインスタントリプレイのバッファーはディスク ストレージとシステムメモリの2つがある。
バッファーは動画を作成するための一時保存するための場所だ。
ディスク ストレージはHDDやSSDの一部空き容量を使用して一時保存する。
システムメモリはPCに搭載されているメモリを使って一時保存する。
基本的にはディスクストレージで問題ないが、PCに搭載されているメモリに余裕があるのならシステムメモリでも良いだろう。
尚、システムメモリの方が高速だけどメモリを圧迫するので容量が足りないとメモリ不足に陥り動作が不安定になる。
オーディオキャプチャデバイス
自分が聞いているスピーカーやヘッドホンなどの出力先を設定する部分。
基本的にはデフォルトでも構わないが、違う機器が選択されていることもあるため一応自分が使っているオーディオ機器を選択しておくと良い。
クリップ再生時に音声が入っていない、という現象をなくすためでもある。
ただたまにPS5コントローラーなどマイクが搭載されているものを認識させると勝手に変わることがある。あれはやめてほしい。
ホットキーで簡単保存
ホットキー、いわゆるショートカットキーのようなもので、インスタントリプレイの保存も設定したキーを押すだけで簡単に保存することができる。
初期設定ではCTRL+SHIFT+Sになっているが、筆者はAlt+Sキーに設定している。
ここはお好みだがF1などに設定できない不便さがあるので色々いじって見ると良い。
ただAltキーやSキーはゲームでも使うことがあるので、別のキーのほうが良いかもしれない。
まとめ
Radeon搭載PC向けにクリップの保存方法を紹介したよ。
Radeon software Adrenaline Editonをダウンロードして、インスタントリプレイを有効、その他細かい設定を行えば大丈夫だ。
今回紹介した設定部分はあくまで筆者の推奨部分なので、インスタントリプレイをオンにしておけばゲームの動画は撮れる。そのため、細かな設定をしなくても大丈夫でもあるのだ。
では今回はここまで。
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