前書き
Windowsを使用していてパソコンが重たいと感じたことがないだろうか。
特にスペックがあまり高くなかったりするとそれが著しく感じることがある。
実は、Windowsにはデフォルトで無駄な機能が搭載されているのをご存知だろうか。タスクバーが半透明になっていたりアニメーションがあったりするのだがそれがかえってPCを重たくしている要因となっている。
そこで今回は、パソコンの動作をできる限り軽量化する方法を教えたいと思う。
視覚効果を無効化
Windowsの視覚効果を無効化にすることで軽くすることが可能だ。パフォーマンスよりもデザインだ!という人は恐らくこの記事を見ている読者ならいないと思う。
やり方は簡単。
まず、Windowsキーを押して歯車アイコン(設定)をクリック。
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システムをクリック。
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左側の項目を下にスクロールして一番下にあるバージョン情報をクリック。
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右側の方をスクロールして一番下にシステム情報があるのでクリック。
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するとコントロールパネルが開くので、コンピューター名、ドメイン及びワークグループの設定にある設定の変更をクリック。
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上部にある詳細設定をクリック。
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パフォーマンスの欄にある設定をクリック。
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すると4つ選択する場所があるので、パフォーマンスを優先にするをクリック。
すると視覚効果が無効化されるので、パソコンが軽くなる。
ただ、フォントがガクガクになってしまい読みにくくなったりするのでここは個人の好みだが、パフォーマンスの優先をクリック後、チェック項目にあるスクリーンフォントの縁を滑らかにするにチェックを入れると違和感のないフォントになる。
タスクバーの不透明化とアニメーション効果の無効化
下の部分にあるタスクバーとウィンドウの最小化などを行うとアニメーションが出るのだが、これを簡単に無効化することができる。
他サイトではあっちこっち行ったり来たりしてたがこれに関しては同時にオフにすることが判明。
やり方は、まずスタートボタン(Windowsのロゴマーク)をクリック。
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歯車アイコンの設定をクリック。
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簡単操作という項目をクリック。
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開くとディスプレイという文字が出てくるのでそのまま下にスクロールすると、Windowsのシンプル化と個人用設定という項目が出てくるので、そこにある『Windowsにアニメーションを表示する』と『Windowsの表示に透明性を適用する』をオフ。
わざわざコントロールパネルや別の設定を開かなくてもできるようになっている。
電源オプションの設定を変更する
次に電源オプションの話だ。
何も設定をいじっていなければバランスのままになっているが、省電力にしていたりすると性能が落ちた状態になっているのでバランス、または高パフォーマンスに変更したほうが良いだろう。
スタートボタン(Windowsマーク)を右クリック。
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電源オプションをクリック。
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下にスクロールすると電源の追加設定があるのでクリック。
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省電力、バランス、高パフォーマンスがあるので高パフォーマンスを選ぶことを推奨する。
もし高パフォーマンスがない場合は追加プランの表示をクリックすると出てくる。(電気代を1円でも安くしたいのなら省電力でいいが性能はガクッと落ちる)
また、Windowsには究極のパフォーマンスがあるのだが、これはコマンドプロンプトを打たなければ出てこない項目だが、高パフォーマンスと大差ないので今回はそれを省く。気になる人は調べてみよう。
因みにだが、高パフォーマンスには電力の消費が増える可能性がありますと記載されているが消費電力は僅かに変わる程度だ。
スタートアップをできる限り無効化する
パソコンを使っていると起動時に裏で動くソフトが段々増えていて気がついたら重たくなっていたということもあり得る。
スタートアップを無効化することでパソコンの起動を早くすることができる。
やり方は、タスクバー(画面下にあるバーのこと)を右クリック。
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タスクマネージャーという項目があるのでクリック。
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スタートアップの項目が上にあるのでクリック。
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OneDriveなど、自分が使わないものを右クリックして無効化。
デフラグを行う
PCはハードディスクの読み書きが何度も行われているのだが、繰り返されていくうちに断片化することがある。断片化というのは、広いスペースに書き込む事ができずに狭いスペースに分散して書き込む事を言う。
断片化していると速度低下するだけでなく、容量を圧迫してしまうこともあるので定期的に行うのが望ましい。
まず、エクスプローラーというスタートバーにファイル、または適当にファイルを開く
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サイドバーにPCという項目があるのでクリック
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デバイスとドライブに自分が使用しているハードディスクが出てくるので、目的のドライブを右クリックして一番下にあるプロパティを選択。
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表示されたら上の項目にツールがあるのでクリック。
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ツール内にドライブの最適化とデフラグに最適化のボタンがあるのでクリック。
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目的のドライブをクリックして、分析&最適化をクリック。
分析を行うのは断片化しているかどうかの確認で、最適化を行うことで断片化を直すことができる。ただ注意点としては容量が多ければ多いほど時間がかかるので就寝前や通勤前などにやっておくと良い。
おわりに
いかがだっただろうか。
今回はWindows10の動作が重たい人向けに軽量化する方法を記事にしたが、役に立っていればいいな。
ただ、Windows10はWindows7とかより重いはずなので以上のことをやっても改善されない場合はスペック不足が考えられるのでパソコンを買い替えたほうが良い。
メモリが4GBしかない場合は最低でも8GBに増設したほうがいいけど、CPU性能もかなり昔のものだと厳しいのだ
今回はここまで。
最後まで読んでくれてありがとう!