どうも、蜂ノコだ。
今回はマウスに関する設定について解説していく。
マウスカーソルに関する設定がメインだが、スクロールやクリックに関するところについても触れていこうと思う。
マウスの設定
マウスの設定を行うには2つ方法がある。
Windowsの設定からやる方法と、検索してやる方法がある。
まずはWindowsの設定から開く方法。
左下Windowsマークをクリックする。
歯車マーク(設定)をクリック。
この画面が出たらデバイスの項目をクリック。
マウスの項目をクリック。
するとマウスカーソルの速度とスクロール量の設定ができる画面が出てくる。
ここでは、マウスのクリックを左右逆にしたりカーソルの速度を調整したりできる。
自分にあったカーソル速度、スクロール量を設定しよう。
また、関連設定の『カーソルのサイズを調整する』からカーソルの大きさを変更したり色を変更したりすることもできる。
ただ、この画面では設定できないものもあるので関連設定からマウスオプションに飛ぶと、後ほど説明するマウスのプロパティが開く。
んで後者の検索してやる方法がマウスのプロパティを開く方法なのだが、左下の検索欄から「マウスカーソル」と入力すると次のように出てくる。
マウスポインター移動時の表示方法の変更をクリック、またはEnterキーを押すと次のような画面が出てくる。
ここではマウスのボタン、ポインター、ポインターオプション、ホイール、ハードウェアの設定が可能だ。
今回はハードウェアの項目を除いた4つを解説しよう。
ボタン
ここでは、ボタンの構成、ダブルクリックの速度、クリックロックの設定を行える。
ボタン構成
主と副のボタンを切り替える
これは普段左クリックで決定をしているものが、右クリックで決定し左クリックでコピーや切り取りなどのメニューを出す設定。
ここでは、ボタンの構成、ダブルクリックの速度、クリックロックの設定
左利きだから左手でマウスを操作したい、という人には役立つ機能。
チェックを入れることで切り替わる。
ダブルクリックの速度
パソコンを使っているのなら誰しもが必ずやる。
カチカチ、とダブルクリック。
このダブルクリックする際の間隔を早くするか遅くするかの設定だ。
デフォルトでも問題ないと思うが、ダブルクリックが反応しないことが有るような人であれば遅くしたほうが良い。
クリックロックをオンにする
通常、テキストや画像などを選択する場合はマウスボタンを長押しして、ドラッグ(範囲指定)するのだが、この機能は左クリック長押しして離してカーソルを動かすとドラッグすることができる。
またオンにすると設定項目が使えるようになり、長押しする時間を短くするか長くするかを決めることができる。
デフォルトでも意外と長いので、短めにすると丁度良いかもしれない。
とてつもなく長い文章をドラッグする場合には役立つかもしれないが…一般的には使うことはあまりない。
ポインター
ここではカーソルのアイコンを変更することができる。
またカーソルに影をつけたり消したりすることもできる。
デザインの項目は基本的に矢印キーを大きく見せたり黒く見せたりするなどの機能だ。
ただの矢印はヤダ!好きなドット絵をアイコンにしたい!
という方もいるだろう。実はアイコンを自分好みのものに変更することが可能だ。
- ニコニコなどからアイコン素材をダウンロードする
- 自作する
この2つの方法でカーソルのアイコンを変更することが可能だ。
前者は誰かが作成したものをダウンロードして、カスタマイズの参照からダウンロードしたファイルのアイコンを選択し、適応するとカーソルが変わる。
もう一つはフリーソフトを使ってアイコンを自作する方法だ。
簡単に作りたいのであれば、彩彩畑が使いやすい。
が、カーソルアイコンが動くようなアニメーションを作りたいのであれば
Realworld Cursor Editonで作ることができる。
またドラッグ&ドロップで、自分の画像を読み込んで簡単に作ることもできるがぼやけたりするので自分で修正したりしたほうが見栄えは良くなる。
こちらに記事を作成したので、参考までに
https://hachinoco.com/entry/mouse-icon
ポインター オプション
ここではポインターの速度、動作、表示について設定できる。
速度
マウスポインターの速度を設定することができる。最近のゲーミングマウスのDPIを変更したときや、買ったマウスのカーソル速度が速い、遅いと感じたときに設定するとよいだろう。
これは実際に遅く、速くを一段回変更したりして自分にあった速度を探したほうが良い。
ただ、その下にあるポインターの精度を高めるというものにチェックが付いてる場合は外すことを推奨する。
これはマウスを同じ位置まで動かしたときに、速く動かした場合と遅く動かした場合でかなりズレるためである。
感覚的に不便なときもあるが特にゲームをする人でFPS,TPSをやる人ならば絶対に外したほうが良い。
動作
ポインターを自動的に既定のボタン上に移動する
これは、ファイルを削除するときなどのYes,OK,はいの項目を瞬時に合わせてくれる機能だ。
一見便利そうに見える機能だが、管理者で実行した場合などの確認画面は自動ではないので注意だ。(検証済み)
表示
ポインターの軌道を表示する
これはカーソルを動かしたときにアイコンの残像を表示させるかどうかの設定だ。
短くすれば残像感が減り、長くすると分身したように残像を出す。
これは個人の好みだが、煩わしいので筆者はオフにしている。
文字の入力中にポインターを非表示にする
文字通り、入力中にポインターを非表示にする機能。
が、Wordなど一部のソフトは対応しているけどブラウザには非対応で検索欄に文字入力すると普通に表示される。
意味ないじゃん…。
ということでWordなど文書作成ソフトでカーソルが邪魔だと感じる人はオンにしても良いかもしれないが、一部ソフトにしか対応してなさそうなので実用性はあまりなさそう。
Ctrlキーを押すとポインターの位置を表示する
Ctrlキーを押して離すと細く丸い円がカーソルを中心に出現して収縮する。
カーソルを見失ったときに役立つかもしれない。
ただ誤って押した場合、反応してしまう上に意外と大きく出るので邪魔かもしれない。
Ctrlキーを使ったショートカットには反応しないので使い方次第。
使うとしてもカーソルを見失ったときだけ。
ホイール
垂直ホイール
ホイール1目盛りでスクロールする行数又は1画面ずつスクロールするか設定できる。
デフォルトでは3だが、数値を大きくすると大きくスクロールするようになる。
また1画面ずつスクロールするとかなり速くスクロールする分、無駄にホイールをコロコロする必要がない。
ただこの場合はホイールで調整が効かないのが注意点。
水平スクロール
横にスクロールするときに、一度にどれだけの文字数分スクロールするかを設定する。
デフォルトは3。
なお横スクロールは『Shft + ホイール』でできる。わざわざカーソルを使う必要はない。
特に気になっていないのであれば、変える必要はない。
また、URLなどのリンクをホイールクリックすると新しいタブで開く。
まとめ
Windowsの設定から行えるマウス設定
- マウスボタンの変更
- カーソル速度
- マウスホイールのスクロール量(大まかに設定できる)
- ポイントしたときに非アクティブウィンドウをスクロールするのオンオフ
マウスのプロパティから行える設定
- ダブルクリック速度
- クリックロック
- ポインターのアイコン変更(ソフトを使って任意に変更可)
- ポインターを既定のボタンの上にしたり、軌道、文字入寮中は非表示、Ctrlキーを押して位置を示す機能
以上。