今回はRazerのゲーミングマウス、Razer VIPER 8Khzについて紹介しよう。
現在使っているマウスが滑って使いにくいと思っている方、左利き用のマウスが欲しいという方は必見!!
Razer VIPER 8Khzは軽量で右利きと左利きに両対応しているのだ。
さてその詳細について紹介していこう。
特徴
Razer VIPER 8KHzの特徴について述べていこう。
右利きと左利きに両対応!
まずはRazer VIPER 8KHzの最大の特徴は右利き左利きに両対応しているということだ。
サイドキーが左側と右側に搭載されている。デフォルトではどちらも同じキーコンフィグ、マウスボタン4と5だ。
Razer Synapse3を使えば自分好みのキーに切り替える事ができる。
また、右利きと左利きに切り替えることができる。切り替えることによって右クリックが左クリックとして扱うことができるようになる。同様に左クリックが右クリック判定になるのだ。
サイドキーはデフォルトではマウスボタン4,5になっていると先程述べたがそれぞれ個別に割り振ることも可能。筆者の場合はDPI感度の調整を右のサイドキーに割り振っている。
軽量!マウスの重さは71g
次にこのマウスは実に軽い。重さはケーブルを除いて71gと公式ページに掲載されている。
以前まで使用していたRazer Naga Trinityは120g。比較するとその差は一目瞭然。
軽いことのメリットとして、手首が疲れにくいというのもあるが筆者個人が感じたのはマウスが手から滑らないという点だ。
Razer Naga Trinityを使用していたときは手汗のせいで滑ってしまい、FPSのエイム中でも度々不快な感じがしていた。
ところがRazer VIPER 8Khzに変えた途端その悩みが解消したのだ。
人間工学に基づいたという謳い文句はないがとても握りやすいマウスだと筆者は感じた。
最大DPIは20000
DPIは1インチでどれくらい動くかを表すものでこのマウスは最大で20000DPIもある。
ただ普通の人はそこまでDPIを高くすると感度が高くなるためそこまであげることはないので気にしなくても良いと思う。
ステージは5段階まであり、デフォルトでは400→800→1600→2400→3200となっている。Razer Synapse 3を使えばDPI値を最大20000までなら好きな数値を入力することもできる。
筆者は4500DPIとかなり高いぞっ。
ポーリングレートが最大8000Hz、遅延が0.125ms未満に
ポーリングレートとはマウスとPC間のデータ更新頻度のことだ。これの数値が高ければ高いほど更新頻度が多くなるので必然的に遅延が少なくなる。
イメージしやすいように画像を作成してみた。
しかし、現状では8000Hzに対応しているゲームがあまりない。
主流なのは1000Hz(1ms)だがApex LedendsやCOD:MWなど最近のゲームで試してみたが、2000Hz(0.5ms)までなら問題なく動作する。
対応していない場合、マウスを動かした瞬間著しくFPSが落ちたような挙動をしたりカクついたりするので基本的には1000Hz,または2000Hzで良さそうだ。
ただ、ポーリングレートを高くすればするほど情報の更新頻度が増加するのでCPUへの負荷が必然的に上がってしまう。
高性能な、最近のPCを使っているのであればそこまで問題はないと思うがスペックが低いとカクついたりフレームレートが落ちたりすることもあるので設定してみて問題ないかは確認しておいたほうが良いかもしれない。
使ってみた感想
軽くて手汗で滑りにくいので、不快感がなくなったのがとても大きい。
特にFPSをプレイする人ならば軽いマウスのほうがエイムはしやすいと思う。人それぞれではあるが筆者はそう感じる。
ポーリングレートは2000Hzに設定しているが、125Hzと比較すると滑らかだ。
しかし、個人的に1000Hzも2000Hzも体感そこまで変化はない。
以前使用していたRazer Naga Trinityはエルゴノミクスに基づいた――という代物だったが、あいにくエルゴノミクスは体に合わない事が多い。
今回のRazer Viper 8KHzは斜めに盛り上がっているなどがないので個人的には持ちやすいが、形状は普通のマウスよりかは縦長な感じがする。
高さは筆者としては丁度よい。
余談だが、マウスの厚みは高すぎると手首を痛めやすくなるのであまりもっこりしていないマウスが望ましい。
まとめ
71gと軽量で0.125msまでの低遅延を実現し、20000DPIまでの高DPIと左右の利き手に対応したゲーミングマウス。
エルゴノミクスに基づいていないので握りやすいが縦長。
しかし現状はポーリングレートは2000Hzまでしかゲーム側が対応していないので、軽量マウスを探していてサイドキーと高DPIに設定できるマウスを探しているのであれば買って損はないだろう。