どうも、蜂ノコだ。
今回は以前レビューした「HyperX QuadCast」を再レビューしたいと思う。なぜ再レビューをするのかというと、HyperX QuadCast Sが発売されたからというのもあるが私がレビューした記事はどうもわかりにくい感じがするのが大きい。
またしっかりと紹介できていなかった機能についてもしっかりと紹介したいと思ったからだ。
ではやっていこう!
特徴
「HyperX quadcast」はUSB接続ですぐに使用できるコンデンサーマイクだ。
通常、コンデンサーマイクというのはオーディオインターフェイスに繋げないと使用できないものなのだがUSBであれば差すだけで簡単に接続することができるという点は便利だろう。
また、様々なプラットフォームでも利用できるようになっている。PS4、Mac、Windowsなど。
ソフトウェアであればDiscordに認定されており、OBS Studioなどでも高音質で音を届けることができる。動画実況や配信で活躍できる一品だ。
HyperX quadcastにはポップフィルターが内蔵されており、「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ」など破裂音になりやすい音を防ぐことができる。
また、口から出る湿気を防ぐこともできるのだ。なので別途ポップガードを購入する必要がないのだ。しかし、不安な人は購入して取り付けてもよいだろう。
因みにだが素材は布製。紙っぽい印象だったので驚き。
あと見た目通りショックマウントも元々ついているので耐衝撃、防振だ。つまりは振動を拾いにくいということ。間違っても落としたりぶつけたりしないこと。音にノイズが乗ったり、変な音になってしまったりするためだ。
基本的にどのマイクアームでも取り付けることが可能。
4つの極性パターンに変更可能だ。
機能性について
HyperX quadcastの主な機能性について紹介していこうと思う。
ゲイン調整
音量調節をすることが可能だ。
PS4などで使われるヘッドセットマイクなどは調整ができない場合が多いが、このマイクであればその心配は無用。
ただ、元々環境音をかなり拾うほど感度が高い(-36dB(1V/Pa 1kHz時) 0dBに近いほど感度が高い)。
ミュート機能
このマイクにはミュート機能が標準で搭載されている。
通常、ボタン式のものが多いがHyperX quadcastはマイクの頭の部分を触れるだけでミュートにすることができる優れものだ。
触れるか触れないかぐらいでも反応するため、ミュート時に「カチッ」といった音を出さないのでライブ配信などを行う実況者などは便利。
また、ボタン式だとミュート状態かどうかがわかりにくい場合があるがこのマイクはミュート時にはLEDが消える。もう一度触れるとミュートが解除されLEDが点灯するという仕組みだ。
尚、筆者の友達は軽く叩くようにミュートするので「ブッ――」とミュートがバレる。
4つの極性パターン(指向性)に変更可能
以下の極性パターンを見るとわかりやすい。
これはマイク背面側にあり、それぞれで聞こえ方が変わってくる。
ボイスチャットや動画配信などであればカーディオイド(単一指向性)、音楽関係であればステレオ、会議など一本のマイクで全体の声を収録するのであれば無指向、ASMRのようにしたい場合は双方向が良いだろう。
双方向に関してASMRのようと例えたがうまくできるわけじゃない。むしろちょっと難しいかも。もう少し噛み砕くと双方向は左耳だけから聞こえる、右耳だけから聞こえるという風にできる。
背面にあるイヤホンジャックに接続すればモニター可能
HyperX quadcastはマイクをモニターすることが可能でどのように聞こえるのかというのがわかるようになっている。ボーカルや楽器関係をやっている人には嬉しい機能で、相手にはどのように聞こえるのかを確かめることができる。
メリット
- 高音質の割に安い
- ミュート機能搭載で触れるだけですぐにミュートできるため、バレない
- 感度が高く、声が小さい人でも拾ってくれる。
- USB接続なのでPCに差し込むだけですぐに使える。
デメリット
- コンデンサーマイク故に環境音を拾いやすい
- 衝撃に弱く、落としたりすると音が変になりやすい
- 湿気に弱いため、長時間湿気の多いところに置くとガサガサしたりする。(乾燥剤を入れた袋で密閉してあげると治る場合有り)
まとめ
高音質なマイクを探していてかつそこまでお金がかからなくて、専用の機材が不要ですぐに使えるマイクを探しているのであればこのマイクはおすすめだ。
コンデンサーマイクは通常オーディオインターフェイスという専用機材が必要なのだがそれが必要がない上に安く済むという点は良い。
また、このご時世だから在宅ワークなどでマイクなどを使う機会が増えたと思われる。格安のマイクやヘッドセットマイクを使うとどうしても音質が悪い。音質が悪いと聞き取れなかったり不快な気持ちになる人もいたりする。そんな時にこのマイクを使用すれば失敗するということはあまりない。
高音質で安くてすぐに使える、そしてミュート機能があるものを探しているのであればぜひおすすめしたい一品だ。また動画配信でも活躍できるだろう。
また『HyperX quadcast S』というモデルがあるが基本的な性能は変わらず、LEDの色を自分好みにカスタマイズできるようになっている。見た目も重視する場合ならありだろう。
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