どうも蜂ノコだ。
今回は360Hzのリフレッシュレートについて触れていこうと思う。
1秒間に360回の描画を可能としているモニター。果たして視覚的に体感可能なのか、また遅延にも触れて解説していこうと思う。
体感は可能なのか
結論から言えば視覚的体感は難しい。
そもそも144Hzと240Hzでなんとなく違いが分かる人がいる程度なのに360Hzとなればあまり違いがわからないという人が多くなるだろう。
そして激しい動きの多いFPSやTPSなどで瞬時にエイムを合わせるようなゲームであっても体感はしにくい。
体感しにくいのなら必要ないと思うだろう。しかし、FPSやTPSなど一瞬の判断が試合を左右するゲームならば、僅かに有利にはなるだろう。
240Hzではフレーム更新時間は4.17ミリ秒なのだが360Hzでは2.78ミリ秒なので数値で見れば遅延が少ないことがわかる。
(参照元”https://chimolog.co/bto-gaming-monitor-pg259qn/#360_Hz-2“)
さてこの遅延なのだが、144Hz以上のモニターを使用している人ならば簡単に体感する方法がある。
60Hzにリフレッシュレートを落とすと体感することが可能だ。
筆者がAcerのモニターVG27Upbmiipxで体験してみた結果。
Apexの射撃演習場でマウスで視点を動かしてみると遅延が酷かった。
つまりこのHzの単位がつくリフレッシュレートとは1秒間に何回フレーム更新をするとかそういう役割だけではなく入力されてから映像に反映されるまでの遅延にも関係するものなのではないかと考えた。
360Hzは目視での体感はしにくく、遅延も体感にくいものではあるものの一瞬の判断が勝負を左右するゲームなどに関しては僅かにでも効果はあるようだ。
360Hzモニター、果たして必要か?
正直に言うとヘビーゲーマーであってもあまり必要性はないと思う。
勝ちにこだわりたい人や僅かな差でも負けたくない!という人であれば試して視る価値はある。
ただし、操作や目視に関する体感は得づらいだろう。
360Hzモニターの欠点として価格が高いこと。
8万円以上はするので、240Hzモニターを4~5万円あたりの予算で購入するのが現実的だ。
余談(遅延とか将来のモニターとか)
ちなみにPCでゲームをプレイする場合、60fpsが上限のゲームがあるがそれのために144Hzモニターを購入する理由はないと書かれることがあるが、遅延を少なくしたいのであれば144Hzモニターを購入しても良いと筆者は思う。
まあPCでゲームをしてFPSやTPSとかをやるなら144Hzのほうが良い。激しい動きでの視認性が変わるし入力遅延も少なく感じるから。
これからの超高リフレッシュレートなモニターは低遅延化をより目指すんじゃないかなと予想する。
1000Hzを最終的なゴールとしているらしい。
人間の目の限界が来るか技術の限界が来るか。いずれにせよ十年後以降の未来にはわかるだろう。